祖父の代から建築に携わり、昭和56年の新耐震など建築も色々な変革をしてきました。 そんな中、古来から建てられている京都の仏閣や地元に残る旧宅を訪問しながら、数百年も維持されている古民家に対して本来、日本にはこうした素晴らしい文化が先人の知恵で息づいていたのではないか、そうした伝統的な価値を受け継いでいかなくてはならないのではないかと言う想いになりました。 建築に対する考え方の基本にそうした伝統文化に基づいた古民家を残していく事、日本だけでなくいずれは世界の方々にも認められていく事。そのような目標を持って取り組んで行きたいと思います。

一般社団法人日本伝統再築士会大分支部
支部長 兎洞 正和