日本伝統再築士会の沿革

日本伝統再築士会の沿革は、平成25年に再築基準検討委員会の答申に基づいて策定された再築ガイドラインに基づき、次世代に引き継ぎたい文化的価値の高い伝統的な木造建造物を残す為の専門の知識を有するものを育成することを目的とした資格制度(伝統再築士)を一般社団法人住まい教育推進協会が創設し、一般社団法人全国古民家再生協会と連携を図り展開して参りました。
今後、より日本の伝統的な家屋(古民家)を後世へ受け継ぐことを目指し、一般社団法人として平成29年2月に発足しました。

伝統再築士とは

伝統再築士とは、再築基準検討委員会の答申に基づいて策定された再築ガイドラインに基づき、次世代に引き継ぎたい文化的価値の高い伝統的な木造建造物を残す為の専門の知識を有するものを育成することを目的とした一般社団法人日本伝統再築士会が認定する資格制度で、古民家の事業を始めたい方、古民家を残す取り組みをしたいという方、古民家を扱いたい建築士の方にオススメの資格です。

伝統再築士の業務内容

再築基準検討委員会の再築ガイドラインに基づき、築50年以上を経過した木造軸組構法の建造物を現地で模様替え並びに現地で過半の主要構造部の修繕、模様替えを行う際に建築基準法に定められた耐震性能を検証するための計算方法によらない文化庁の簡易耐震診断法を利用し、伝統構法住宅の簡易耐震診断をおこない、木造軸組構法が持つ復元力を高める方法で独自の建物性能を情報開示して改修に関する方向性を示し、改修を提案し施工を行うこと。

伝統再築士講習でご紹介されている耐震に関する資格

伝統耐震診断士

  • ※伝統耐震診断士の取得は伝統資財施工士並びに建築士免許を有する方、または伝統再築士の方が対象となります。

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